ペイフォワード=恩送り
という言葉を聞いたことはありますか?
自分が親切にしてもらった分は、自分が頼まれたときに他の人も返していこう。
いわゆる恩返しですが、お世話になった人に直接返すのではなく、他の人に対して自分がしてもらった以上のことをしてあげること。
これを、ペイフォワードといいます。
女性も男性も、世を変えたい!と立ち上がった起業家さんには、ぜひこのマインドを持っていただきたい
今現在メディアを賑わわせる成功した起業家さんは、もれなくこの精神で後進をサポートしている方ばかりです。
ペイフォワードについて
①AがBに与える。BはAに恩を返す代わりに、お世話になったその分をCに与える。
②CはAやBに対して恩を感じながら、さらにD(次の世代)へより多くのことを与えていく。
③やがて社会には互いを思いやり、自然に後進が育ちやすい、ポジティブな循環が生まれる。
私はいわゆる女性起業家なので、特に女性起業家におけるシスターフッド的ネットワークをとても大切にしています。
なぜなら、女性起業家って、まだまだ圧倒的に数が少ないから。
今でこそ、
「スタートアップ」という言葉がニュースにも出るようになったし、
女性起業家に対する助成制度もものすごく充実してきたし、
起業はずいぶん珍しいものではなくなってきました。
しかし日本は本当にまだまだ層が薄くて、特に女性はがんばってもがんばってもなかなか増えません。
いくら独立系VCのANRIさんなどが「投資先20%を女性にします!」と宣言してくださっても、その投資するべき先の絶対数が圧倒的に少ない。
資金不足で女性起業家はグロースしないし、頭角を表す女性起業家がいないから投資もつかないしで、これではいつまでもたってもニワトリタマゴのままです。
なので、私は、できるかぎり自分の経験から得た知識をシェアして、後続の起業家さんを増やすことに力を注いでいきたいと思っています。
自分よりも下の世代に返していくことで、よい循環が生まれてくる。
ビジネス村のもともとの住人は男性で、私たちはそこにあとから乗り込んできた、いわばエイリアン的存在なのはもう仕方ないことなわけで…
女性の起業家は、今のところ遊牧民のようなものだと思っています。
安心して定住できるところはまだないけれど、自分たちのコミュニティを持ってアイデンティティを持ちながらより良い場所を探して移動していく。
遊牧先で親切にしてくれる先住民族が現れることもあるので、次に訪ねた女性起業家民のこともまたどうぞよろしくお願いします、とこちらからもGIVEの精神でコミュニケーションする(ごめんなさい本当の遊牧民とは違うと思うけどあくまで例え話でw)
先住民族に敬意を払いつつ、マイノリティはマイノリティで助け合って護りあっていくことはとても重要。
じゃないと滅亡しちゃうからね。
私ができることはまだあると思う(個人メンタリングで少しづつお話させてもらってます)
とても大きな、やりがいのある私の夢です!
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