起業家って実はどんな人?

起業を考えたら

皆さん、起業ってどういうイメージですか?
フリーランス?
個人事業主?

このへんは実は結構細かく分類することができるんですが、一般的にいって女性のビジネスは小規模でインパクトが弱いと言われています。これにはいくつか理由があるので説明します。

たとえば…
・元々の賃金格差により手元資金が小さい
・ライフイベントによるキャリアパスの分断により圧倒的にマネジメント経験が不足
・もともと男性社会の経済界では、我々の方があとから来た侵入者であり、既存ネットワークに入りづらい
などなど…が挙げられます。

みんながみんなインパクト大の事業を目指す必要性はないですが、社会的インパクトが大きければ大きいほどその人の声が大きくなるのはまぁ当たり前といえば当たり前の話で、いきおい、社会では男性の声の方が大きい世の中になってしまっているわけですね。
インパクト生むには規模感ってほんと大事なのですよ。

起業家と事業家の違いはここにあって、
社会に変化を起こそうとする、問題解決型の意識を持って立ち上がることを「アントレプレナーシップ」といいます。
このアントレプレナーシップに基づいて事業を起こした人のことを「起業家」といいます。

事業家か起業家かは、イノベーションを産むかどうかと世界を変えに行く気があるのかないのか…
あたりが分かれ目になります。
では何がイノベーションかというと、ズバリ「顧客の不便を解決すること」という、日本におけるマーケティングのパイオニアみたいな元ネスレ社長の高岡浩三さんの表現が一番わかりやすいと思います。

そして、多くの場合、起業家は社会に変化を起こそうとする人だからインパクトが必要になり、「スタートアップ」という経営手法を取ることになるため、現在では、ほぼ起業家=スタートアップのファウンダー、といっても過言ではありません。

起業家と事業家の違い、なんとなくわかっていただけたでしょうか?
気をつけなければいけないのは、ここで「社会に変化なんて…」と怖気づかないでもらいたいのです!
あなたが「これがやりたい」とワクワクすること。それが一番大事。それが、最終的に他者もワクワクさせることにつながるのだと考えてみてください。

自分の事業で社会に変化を起こすなんてハードル高い…と思うかもしれません。でも変化にも大小いろいろあります。いきなりすごいことでなくていいのです。けれど、せっかく事業をやるからには、何かしら社会にインパクトを与える、というこの視点をぜひ持ってみてもらいたいと思います。

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